安保法案反対、宮古で200人訴え 陸自配備にも反対


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沿道の市民に安保法案反対を訴える参加者ら=30日午後2時、宮古島市

 【宮古島】全国と連帯して安保関連法案に反対する集会が30日、宮古島市の大型スーパー前で開かれた。約200人(主催者発表)が参加、安保法案や陸上自衛隊の宮古島配備に反対する声を上げた。

 「この島・命の水・自衛隊基地配備について考える会」の岸本邦弘代表は「平和を次の時代に引き継がないといけない。今が声を上げる時だ」と訴えた。みやこ九条の会の長濱幸男共同代表は「米国と一緒になって闘えば、日本も標的になる。戦争法案廃案に向けて共に頑張ろう」と呼び掛けた。
 先日、自衛隊配備に関する講演会に参加した下地光恵さん(61)は「安保法制と宮古島への自衛隊配備が表裏一体であることがよく分かり、ショックを受けた」と危機感をあらわにした。