県婦人連合会や県商工会女性部連合会など24団体でつくる県女性団体連絡協議会(女団協、伊志嶺雅子会長)は31日、安全保障関連法案の廃案を求める決議文を安倍晋三首相あてに送付した。
決議では「私たち女性は沖縄戦で筆舌に尽くし難い辛酸をなめさせられ、大きな犠牲を負わされた。子どもたちを産み育てる私たちは、二度とこのような経験はしたくない」と主張している。
県庁で記者会見した伊志嶺会長は「戦前と同じ状況ができあがりつつある。母親、女性たちがいま立ち上がらないといけない」と述べた。
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