宮古陸自配備に１０８億円　米軍再編は前年同額　防衛省予算の概算要求　

　【東京】防衛省は３１日の省議で２０１６年度予算の概算要求を決定した。陸上自衛隊警備部隊の宮古島配備に向け、駐屯地用地の取得や敷地造成費として１０８億円を盛り込んた。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を含む米軍再編経費３０７８億円と、ＳＡＣＯ（日米特別行動委員会）関連経費４９億円は前年度同額で仮置きされた。

　米軍再編、ＳＡＣＯ関連経費を除く概算要求の総額は過去最大となる５兆９１１億円で、１５年度予算比で１１１０億円（２・２％）増となる。【琉球新報電子版】