辺野古基金 意見広告が始動


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 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設阻止を目的とした「辺野古基金」は30日、新基地建設反対の意見広告を琉球新報、沖縄タイムス、朝日新聞などに掲載した。

9月9日までに全国の48地方紙と読売、朝日、毎日の全国紙3紙に掲載する。
 意見広告は、写真家の牧志治さんが撮影した大浦湾のサンゴの写真や、辺野古の空撮写真などを掲載している。
 5月に琉球新報と沖縄テレビが合同で実施した世論調査から「沖縄県民の83%が辺野古移設反対です」と訴えている。
 沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議とヘリ基地反対協議会に掲載費を支援し、両団体が主体となり広告を出す。費用は計約1億9千万円。
 9月中旬ごろには週刊誌「女性自身」「週刊文春」の2誌に辺野古基金の活動を紹介する広告も出す。