辺野古集中協議へ参加求める 名護市長、知事に要請


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県と政府の集中協議で名護市も協議入りできるよう翁長雄志知事(右)に求める稲嶺進名護市長=2日午後3時30分、県庁

 稲嶺進名護市長は2日午後、県庁に翁長雄志知事を訪ね、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐる県と政府の集中協議について「辺野古新基地建設の中止・撤回の実現に向け名護市民と県民の思いを踏まえた方策を展開してほしい」と要請した。

その上で自らも地元の市長として協議に入れるよう求めた。翁長知事は「辺野古新基地建設の阻止と普天間の固定化阻止は県政の重要課題だ」と応じた。この後宜野湾市の佐喜真淳市長も知事を訪ね①普天間飛行場の固定化阻止と危険性除去②宜野湾市の集中協議入り―を要請する予定。【琉球新報電子版】