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政府は2日、来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)のロゴマークを選考する有識者らの初会合を官邸で開いた。東京五輪大会の公式エンブレム撤回を踏まえ、審査手続きの透明性を重視する方針を確認。
座長にクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏が就いた。小中高校生から作品を募集中で、今月25日まで内閣広報室がツイッターや郵送で受け付けている。
会合で、社会学者の古市憲寿氏は「プロセスを透明にして、人々が納得できるロゴを選びたい。東京五輪と同様の騒ぎには絶対にすべきでない」と強調。武蔵野美術大教授の森山明子氏も「選考方法を熟慮しなければならない」と述べた。
(共同通信)