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自民党の野田聖子前総務会長は2日、札幌市で講演し、8日告示の党総裁選に複数の候補者が出て選挙戦になることが望ましいとの考えを重ねて強調した。「安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選は国民への欺瞞だ。傲慢で不誠実だ」と述べた。1日の会合では出馬に意欲を示したが、この日は自身の対応に言及しなかった。立候補に必要な20人の推薦人確保が難航しているとみられる。
首相は昼、谷垣禎一幹事長と官邸で会談し、党総裁選に関し「国会審議に影響してはいけない」と述べ、選挙戦になった場合でも安全保障関連法案の参院審議に影響を与えないよう配慮が必要だとの認識を示した。
(共同通信)