ドローン、密集地では飛行禁止 改正航空法が成立


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 小型無人機「ドローン」の飛行を規制する改正航空法が4日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。ドローンの取り扱いに関する基本的なルールを定め、国の許可なしに住宅密集地や空港周辺で飛行することを禁止した。違反した場合は50万円以下の罰金を科す。年内に施行する予定。

 4月に首相官邸の屋上でドローンが見つかった事件を受けた安全対策の一環。具体的な飛行禁止区域は、国土交通省が省令で定める。密集地には、人口が1平方キロ当たり4千人を超えるような地域を想定している。
 法成立後も引き続き運航ルールの整備を進め、利用促進と安全確保の両立を図る。
(共同通信)