日米が統合訓練公開 ガイドライン改定後初


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3日、米カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン沖の海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」に着艦するオスプレイ(共同)

 【キャンプ・ペンドルトン(米カリフォルニア州)共同】米軍と陸海空の3自衛隊は3日、離島防衛能力の向上を目的として米カリフォルニア州で実施している統合訓練を報道関係者に公開した。日米両政府が防衛協力指針(ガイドライン)を4月に改定して以来、統合訓練は初めて。

 訓練は夜明けの電撃戦を意味する「ドーン・ブリッツ」の通称で呼ばれる。海洋進出を強める中国を念頭に、米国との協力を深化することなどが狙いだ。
 3自衛隊の参加は2013年に続き2回目で約1100人が参加。今回はLCACで武器や物資を前線に届ける後方支援訓練も初めて行われる。
(共同通信)