【ミュンヘン共同】内戦が続くシリアなどから欧州に流入した難民や移民らを乗せたオーストリア発の特別列車が、5日から6日にかけて、ドイツ南部ミュンヘンの中央駅に次々と入った。警察当局によると、約8千人が到着した。
ドイツは多くの難民らにとって念願の地だが、難民らが同国で自立できるまでには時間がかかりそうだ。報道によると今年前半は難民と正式認定されるまで平均で5カ月以上を要した。
ドイツに入国する難民は昨年の約20万人から4倍の約80万人に急増すると予想され、申請を処理する当局の人員不足が深刻な課題となっている。
(共同通信)