米、病欠を有給扱いに オバマ氏が大統領令


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 【ワシントン共同】オバマ米大統領は7日、連邦政府の契約業者に対し、病気が理由の欠勤を有給扱いとするよう求める大統領令に署名した。中間層の支援へ向け、議会の同意が得られなくても大統領の権限でできるところから雇用環境の改善を進める戦略の一環。

 米国はこの日、「労働者の日」の祝日。東部ボストンで演説したオバマ氏は「企業側にも社員の採用や離職防止の面で利益がある」と述べた。
 契約業者は年間7日間の病気有給休暇を従業員に認める必要が生じ、米メディアによると、約30万人が対象となる見通し。オバマ氏が任期切れを迎える2017年から履行される。
(共同通信)