難民、独仏に約半数割り当て EUの受け入れ分担


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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)に流入する多数の難民への対応策として、欧州委員会が追加提案する難民12万人受け入れの割り当てで、ドイツとフランスの分担数が約半数に当たる計約5万5千人となることが7日、明らかになった。ロイター通信などが伝えた。

 割り当ては、EU域外から難民の主な到着地となっているイタリア、ギリシャ、ハンガリーの負担軽減を目的とし、3国に2年間で到着するシリアなどからの難民を対象とする。
 分担数は、人口や経済力などを基準に定められ、ドイツが最大の3万1443人。フランス2万4031人、スペイン1万4931人、ポーランド9287人と続く。
(共同通信)