米バークレー市議会 辺野古決議、16日審議


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 米カリフォルニア州バークレー市議会が日本時間の今月16日朝(現地時間15日夕)、米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する決議案を審議する。同日中に採決する。

決議案策定の中心メンバーと連絡を取ってきた沖縄・生物多様性市民ネットワーク(沖縄BD)の吉川秀樹共同代表らが7日、県庁で会見して明らかにした。米地方議会でこの問題が審議されるのは初めて。
 吉川氏によると、決議案は米連邦議会の公聴会でこの問題を取り上げることなどを求めている。オバマ大統領や関係閣僚、同州出身の連邦議員らに送付する。
 同決議がバークレー市議会で審議されることを受け、名護市議会の有志は6月27日にバークレー市議会宛てに敬意と感謝、支持を表明する手紙を送っている。沖縄BDは7日の会見で、バークレー市議会に支持のメッセージを送るよう募った。送り先は電子メールcouncil@cityofberkeley.info