仕事と生活の調和に積極的に取り組む「県ワーク・ライフ・バランス認証企業」の拡大のため県が募集していた認証マークに那覇市の糸永泰子さん(40)が考案したデザインが選ばれた。7日は県庁で表彰式があり、下地明和県商工労働部長が賞状などを手渡した。
県は7月13日~8月3日、県内在住者を対象に認証マークを募集し、応募総数27作品の中から選定委員会が糸永さんの作品を選んだ。糸永さんは、ワーク・ライフ・バランスの頭文字「WLB」をハイビスカスの花びらで表現し、仕事に燃える情熱の赤や生活の安らぎを感じさせる青など配色にも工夫を凝らした。作品は県が作製するポスターやチラシのほか、認証を受けた企業の名刺などでも活用されるという。
糸永さんは「沖縄らしく明るい作品を作りたいと思った。活用されることがとてもうれしい」と語った。