シュワブゲート前で40人座り込み 集中協議終了で工事再開警戒


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「辺野古総合大学」で講師を務める伊波義安さんの話に耳を傾ける市民ら=8日午前11時すぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で8日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前には移設に反対する市民ら約40人が集結し、座り込みによる抗議運動を展開している。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は、7日に決裂した県と政府との集中協議に触れ「10日からは工事の再開も予想される。状況は厳しくなるかもしれないが団結して頑張ろう」とあいさつした。

 ゲート前では「辺野古総合大学」が開催され、伊波義安奥間川流域保護基金代表が1970年代に石川市(当時)で展開された沖縄アルミ工場誘致反対運動を解説している。
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