派遣法案、参院委で可決 9月30日施行に修正


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 企業の派遣受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案は8日の参院厚生労働委員会で、自民、公明両党の賛成多数で可決された。与党の提案で施行日は当初の1日から30日に修正された。政府、与党は9日の参院本会議で可決する方針。修正に伴い衆院に戻す必要があるため、10日にも衆院本会議で可決し、成立させる考えだ。

 8日午前からの委員会で、与党が質疑打ち切りの動議を提出しようとしたが、野党が反発。休憩に入って協議を続け、理事会で改正案を採決することが決まった。民主党など野党は、委員会に出席した上で反対した。
(共同通信)