歌三線や講演、「辺野古大学」が最終日


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「辺野古総合大学」で演奏する島田忠彦さん=9日午前11時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する座り込みが続く米軍キャンプ・シュワブのゲート前で9日、市民が基地問題などを学ぶ「辺野古総合大学」が最終日を迎えた。日々、座り込み現場で三線を弾いている宜野座村の島田忠彦さんが歌三線のコンサートを開き、琉球古典音楽「仲村渠節」「散山節」などを演奏した。午後2時から伊波洋一元宜野湾市長が辺野古移設問題などについて講演する。

県と政府の集中協議期間が9日で終わることについて、市民や県議らが「ここからが踏ん張りどころだ」などとあいさつした。 【琉球新報電子版】