首相、主要閣僚留任へ調整 10月の内閣改造・党人事 


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 安倍晋三首相は9日、自民党総裁選での無投票再選を踏まえ、10月上旬にも断行する方針の内閣改造・党役員人事で主要閣僚らを留任させる方向で調整に着手した。留任が有力視されていた菅義偉官房長官や、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明経済再生担当相らは引き続き閣内にとどめたい意向だ。党役員人事では谷垣禎一幹事長のほか二階俊博総務会長の続投論が強まっている。

首相は9月下旬、国連総会に出席して10月初旬に帰国する予定。5日の週に内閣改造と党人事に踏み切るとみられている。
 安定的な政権運営ができているとして内閣の要の菅氏や、首相の盟友の麻生氏は留任する見通しだ。
(共同通信)