18歳飲酒・喫煙は撤回を 日医会長、自民案に反対


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 日本医師会の横倉義武会長は9日の記者会見で、自民党が飲酒、喫煙を18歳から可能とするよう検討していることについて「国民の健康の維持・増進から断じて容認できるものではない」として、撤回を強く求めると表明した。同日、見解をまとめて稲田朋美政調会長に提出したことも明らかにした。

 横倉氏は、飲酒開始年齢が低いほどアルコール依存症になる確率が高いことや、現在も10代が急性アルコール中毒で医療機関に搬送されている実態を指摘。「政府が目指す総合的なアルコール対策の推進に逆行する」と批判した。
(共同通信)