難民、南米諸国が受け入れ表明 ベネズエラが2万人


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 【リオデジャネイロ共同】欧州に流入したシリアなどの難民や移民の問題で、ベネズエラが2万人の難民受け入れを発表するなど南米諸国の受け入れ表明が相次いでいる。ただ、各国とも財政状況は厳しく、実際に受け入れる余力があるかどうかは不透明だ。

 移民大国ブラジルのルセフ大統領はシリア難民の男児(3)の遺体漂着に触れ「各国が障壁を設けているために亡くなった」と受け入れに消極的な国を批判。7日には、さらなる受け入れに前向きな考えを示した。地元メディアによると、ブラジルには現在、2千人余りのシリア難民がいる。
(共同通信)