辺野古ゲート前、資材搬入を24時間警戒


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基地内への資材搬入を警戒し夜も座り込みを続ける市民ら=9日午後11時20分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する政府と県の集中協議に伴う作業停止期間が9日で終了したことを受け、米軍キャンプ・シュワブゲート前で新基地建設反対の座り込み行動を続ける市民らは同日深夜から、海上作業再開に向けた資機材の搬入を24時間で警戒する態勢に入った。

 ゲート前には9日午後11時すぎ、「シールズ琉球」メンバーを含む約80人が集まった。10日未明にかけて2人一組となって2時間交代でゲート前など数カ所で工事関係車両が基地内に入らないか警戒する。
 10日午前0時現在、関係車両による資機材搬入などの動きは確認されていない。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「10日から早朝行動も再開する。1カ月前よりも対応を強めていかないといけない」と話した。