ゲート前で50人抗議行動 作業停止から一夜明け


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座り込みに参加するNPO法人「セイピースプロジェクト」のメンバー=10日午前10時50分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画で、政府と県の集中協議に伴う作業停止期間から明けた10日、新基地建設に反対する市民ら約50人が早朝から、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議行動を続けた。

 午前7時30分ごろには、東京の大学生・院生らでつくるNPO法人「セイピースプロジェクト」のメンバー17人が駆け付け、座り込みに参加した。9日夜から今朝にかけて、資材を載せたとみられる工事車両の出入りは確認されなかった。
 集会では、セイピースプロジェクトのメンバーで東北大学博士課程の中島崇法さん(26)が「市街地の真ん中に基地があり、本土との歴然の差を感じた。本土が沖縄に基地を押し付けている。沖縄の現状を目に焼き付けた上で本土でしっかり闘いたい」と話した。
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