自民、成人引き下げ提言了承 飲酒・喫煙見送り


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 自民党は10日、成人年齢見直しに関する特命委員会を党本部で開き、民法で「20歳」と定める成人年齢を「18歳」へ引き下げるよう求める提言案を了承した。飲酒、喫煙の禁止年齢引き下げは結論を見送り、賛否両論を併記した。少年法の保護対象年齢については「20歳未満」から「18歳未満」へ見直すべきだとした。

 来週にも党内手続きを経て、官邸に提出する方針。提言は、飲酒や喫煙の禁止年齢見直しについて「社会的なコンセンサスが得られるよう国民に広く意見を聞き、医学的見地や社会的影響を慎重に検討する」と強調した。
(共同通信)