県政与党5会派は14日、県議会で代表者会議を開き、沖縄防衛局が辺野古新基地建設に向けた工事を再開させたことに抗議する意見書案を県議会9月定例会に提出することを決めた。野党自民党に提案の方針を伝えており、一両日中にも中立会派に打診する。
早ければ定例会が開会する18日にも提案したい考え。
県議会は与党多数のため、意見書案が提出されれば可決される見通し。
意見書案では工事再開への抗議のほか、翁長雄志知事が辺野古埋め立て承認取り消しの方針を表明した判断への支持や新基地建設断念を政府に求める文言も盛り込む。
与党として知事の埋め立て承認取り消しの方針を側面から支える狙いがある。