安保理改革の交渉継続決定 国連総会


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 【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は14日、69会期の最終日を迎え、安全保障理事会改革をめぐる政府間交渉を15日からの新会期でも継続することを決定した。常任理事国入りを目指す日本、インド、ブラジル、ドイツの4カ国グループ(G4)は結束を固め、国連70周年の節目となる70会期で進展を目指す方針だ。

 69会期では、クテサ議長が7月末、加盟国の改革案をまとめた公式文書を各国に配布。改革推進派の各国からは「(口頭での)言いっ放し」(外交筋)を脱却し、文書に基づく討議につながることへの期待が出ている。
(共同通信)