安保法案の廃案、弁護士会が訴え 那覇で街頭アピール


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 沖縄弁護士会の弁護士らが14日、政府が今国会で成立を目指す安全保障関連法案の廃案を求めて那覇市の県庁前交差点周辺で街頭アピールを実施した。

弁護士らは横断幕を掲げ、安保法制に反対する総会決議などが書かれたチラシを通行人に配った。
 同会憲法委員会の加藤裕委員長は、翁長雄志知事が辺野古の埋め立て承認取り消しを表明したことに触れ「辺野古と安保法制は地続きだ。集団的自衛権が認められれば、沖縄は日本と全く関係のない他国の戦争に巻き込まれ、出撃拠点として強化されていく」と警鐘を鳴らした。その上で「日本の民主主義を守るためにも、法案を廃案にしなくてはならない」と訴えた。