米国東西から首都へ 島ぐるみ会議、11月に訪米行動


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 沖縄「建白書」を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議の玉城義和事務局長、高里鈴代訪米部会長が15日、県庁で記者会見し、島ぐるみ会議の訪米日程について11月15~22日と発表した。

訪米団は市民団体や経済界、労働組合など各層の60人で結成する予定。西海岸のサンフランシスコ、東海岸のニューヨーク経由の2組に分かれ、それぞれの都市で3日を過ごした後、首都ワシントンで合流する。名護市辺野古の新基地建設阻止を支援する米国の平和団体や環境団体、米議員らとの交流を予定している。
 西海岸では辺野古新基地建設に反対する決議を検討しているバークレー市議会の訪問などを予定。ニューヨークでは環境や平和などの問題に取り組む市民団体と交流する予定。ワシントンでは新基地建設反対をアピールするデモの実施などを予定している。
 玉城事務局長は「米国のさまざまな社会団体と連携し、米国社会に訴える。島ぐるみ会議らしい取り組みにしたい」と話した。