辺野古移設は「不可欠」 米国防副長官


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
15日、ワシントン近郊の米国防総省で握手するワーク国防副長官(左)と防衛省の西正典事務次官(国防総省提供・共同)

 【ワシントン共同】ワーク米国防副長官は15日、防衛省の西正典事務次官とワシントン近郊の米国防総省で会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設は「在沖縄米軍の再編に不可欠な一歩」と強調した。国防総省が発表した。

翁長雄志知事は14日、辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しの手続き開始を表明。日本政府と沖縄県の対立が先鋭化する中、ワーク氏は辺野古移設が唯一の解決策だとする米政府の立場をあらためて示した。
 両者は、4月に改定した新たな日米防衛協力指針(ガイドライン)に基づき、自衛隊と米軍の連携を深めることを確認した。
(共同通信)