辺野古、浮具設置など作業継続 ゲート前で100人抗議


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米軍の新基地建設に向けて名護市辺野古の海上に浮具(フロート)を設置する沖縄防衛局の作業船=16日午前、名護市辺野古沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む名護市辺野古の海上では16日、沖縄防衛局の作業船が浮具(フロート)や油防止膜(オイルフェンス)を設置する作業を行っているのが確認された。

米軍キャンプ・シュワブのビーチ側では、大型クレーンがオイルフェンスを砂浜に並べる様子が見られた。
 新基地建設に反対する市民らの抗議船3隻が建設中止を求めて声を上げた。
 ゲート前では、工事車両の出入りを阻止するため、昨日に引き続いて旧ゲート前に複数のテントを設置して出入り口をふさいだ。午前10時前から市民ら約100人が集まり、新基地建設反対の抗議行動を行っている。【琉球新報電子版】