男性の解放求め100人抗議 辺野古の新基地計画で


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台風21号の接近を前に、フロートを回収する沖縄防衛局の作業船=24日午前、名護市辺野古沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画をめぐり24日午前、約100人が名護署前に集まり、22日に市民らの抗議活動中に警察官を蹴ったとして公務執行妨害の容疑で逮捕された男性の解放を求めた。

 一方、辺野古の海上では台風21号の沖縄地方への接近を前に、沖縄防衛局の作業船数隻が臨時制限区域を示す浮具(フロート)を回収する様子が確認された。新基地建設に反対する市民は抗議船3隻とカヌー12艇を出し、海上作業を監視した。
 キャンプ・シュワブのゲート前では約50人が午前6時半から座り込んで工事車両を警戒した。【琉球新報電子版】