車両進入で一時もみ合い 辺野古海上作業確認されず


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機動隊ともみ合いになる市民ら=25日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設計画をめぐり、25日午前午前9時すぎに作業員を乗せたとみられる14台の乗用車が米軍キャンプ・シュワブ内に入り、市民らが座り込んで抗議の声を上げた。

機動隊が約10人を排除し、一時もみ合いとなった。
 読谷村島ぐるみ会議など県内外からゲート前のテントに市民約90人が集まった。集会で比屋根照夫琉球大学名誉教授が活動を激励した。名護署前では市民数人が22日に公務執行妨害の容疑で逮捕された男性の解放を求め抗議している。
 一方、海上では沖縄防衛局の警戒船約15隻が臨時制限区域を示す浮具(フロート)沿いに配置されているが、作業の様子は見られなかった。【琉球新報電子版】