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【ジュネーブ共同】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で、スイス検察当局は25日、横領などの疑いでゼップ・ブラッター会長の捜査を開始し、事情聴取したと発表した。FIFA本部の家宅捜索も行った。
捜査は24日に開始。25日にスイス・チューリヒで行われたFIFA理事会の後にブラッター氏を聴取し、次期会長の最有力候補とされる欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長からも証人として事情を聴いた。
検察当局の声明によると、ブラッター氏は2011年2月、プラティニ氏にFIFAの資金200万スイスフラン(約2億4700万円)を不法に支払った疑いがある。
(共同通信)