阪神の37歳関本、引退へ 近年は代打の切り札で活躍


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 阪神で近年は代打の切り札として活躍した関本賢太郎内野手(37)が今季限りで現役を引退することが29日、球団関係者への取材で分かった。既に本人が球団に申し入れており、近日中に発表されて引退の記者会見を開く見通し。

 奈良・天理高から1997年にドラフト2位で阪神入り。2005年のリーグ優勝に貢献するなど、阪神一筋の19年間だった。持ち前のしぶとい打撃で勝負強さを発揮してきたが、けがに苦しんだ今季はここまで52試合で52度打席に立ち、40打数10安打9打点だった。
 通算成績は28日時点で、1269試合で806安打、打率2割7分8厘、48本塁打、311打点。
(共同通信)