市民らテントを再設置 辺野古沖作業は確認されず


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北部国道事務所の職員が監視するなか、台風対策のために撤去していたテントを再設置する市民ら=29日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新吉建設に反対し、キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続ける市民らは29日午前、台風21号対策のために外していた日よけ用テントを歩道そばの緑地帯に再設置した。沖縄防衛局による大浦湾での海上作業は確認されていない。

 ゲート前では沖縄総合事務局北部国道事務所の職員4人がテントを再設置する作業を監視し「道路法違反となるのでテントの再設置はやめるように」と警告を繰り返した。
 市民らは1時間半ほどでテントを再設置し、座り込みを続けた。午後1時すぎには、抗議活動中に逮捕された男性2人が勾留されている名護署前に集まり、抗議する。
【琉球新報電子版】