松中、ソフトバンク退団を表明 現役続行の意向、04年三冠王


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今季限りでソフトバンクを退団して現役を続ける意向を表明する松中信彦内野手=ヤフオクドーム

 プロ野球史上7人目の三冠王となったソフトバンクの松中信彦内野手(41)が29日、ヤフオクドームで記者会見し、出場機会を求めて今季限りで退団し、現役を続ける意向を表明した。2004年のパ・リーグで打率3割5分8厘、44本塁打、120打点をマークし、首位打者、本塁打王、打点王の3冠に輝いた最後の現役選手で「可能性があるなら、ぼろぼろになるまで、納得するまでやりたい」と語った。

 プロ19年目の今季はリーグ2連覇決定後の9月21日に1軍に初昇格し、29日の楽天戦にも出場して7試合で9打数1安打だが「体も元気だし気力もある」と現役続行を決意した理由を説明した。
(共同通信)