八重山初V 興南に逆転3-1 県秋季高校野球


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 第65回県高校野球秋季大会最終日は11日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝を行い、第1シードの八重山が第2シードの興南に3-1で逆転勝ちし、初優勝を飾った。

両校は来春の選抜大会出場の参考資料となる九州地区大会(24~29日・鹿児島)に出場する。 八重山は1点を追う四回、東盛隼己が右前打で出塁すると、 続く黒島投真の二塁打が中継ミスを誘って同点。さらに新里光平が左前打で無死一、三塁と好機を広げると、与那嶺匡のゴロを相手投手が悪送球する間に2人が 生還、逆転に成功した。投げては先発の仲山琉斗が被安打10でほぼ毎回走者を背負いながら要所を締め、1失点完投した。

八重山―興南 初優勝を決め、笑顔で応援スタンドへ駆け出す八重山ナイン=11日、沖縄セルラースタジアム那覇(諸見里真利撮影)