【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に関連し、埋め立て予定海域に油防止膜(オイルフェンス)が再設置されているのが確認された。
沖縄防衛局が11日に再設置したとみられる。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では12日早朝から市民ら約70人が座り込んだ。
海上は12日午前11時現在、作業の様子は確認されていない。市民らの抗議船5隻、カヌー9艇が、油防止膜を挟んで海上保安庁のゴムボートや沖縄防衛局の警戒船に対し、抗議の声を上げた。沖合には巡視船1隻も確認された。
ゲート前は午前6時から市民約70人が、工事に関係する車両が入ることに備え、座り込んで警戒した。午前9時20分ごろには作業に関係するとみられる車両1台が基地内に入り、抗議する市民らが県警に排除された。
【琉球新報電子版】