琉球新報社 西部日本人会の日本学校教師に県出身の玉城真奈美さんがこのほど就任した。玉城さんはＪＩＣＡ派遣で７月に来亜。沖縄では琉球新報カルチャーセンターで、スペイン語教師などを務めた。
今年は玉城さんのほか３人が日本からアルゼンチンに派遣されてきた。
玉城さんはスペイン本国でスペイン語を学んだという。アルゼンチンの印象について「アルゼンチン国民は朗らかで大変感じがいい」と語った。また「肉食にも困らないし、これからの２年間の勤務期間が楽しみだ」と笑顔をみせた。
ＪＩＣＡからは、これまで在亜沖縄県人会連合会に事務員が派遣されていたが、システムの変更か予算の関係か、今年から派遣が取りやめとなった。このため、連合会では来年の移民１００年祭を控え、他県出身の若者を現地採用し、事務処理に当たらせている。
玉城さんの教師就任に、県人会連合会は「生徒にも励みになる」と喜んでいる。
（新垣善太郎通信員）
