５７歳小田川さん、九州Ｖ　クラシックフィジーク　嘉手納町長に報告

　【嘉手納】嘉手納町などにあるパーソナルジム「ＯＤＡＧＡＷＡ　ＦＩＴＮＥＳＳ　ＰＲＯ」の代表・小田川洋司さん（５７）が、８月に長崎県で行われた「九州・沖縄フィットネス選手権大会　西海ボディビル・フィットネスオープン大会Ⅱ」のクラシックフィジークで優勝した。全部門を通して最年長だった。このほど、町役場に當山宏町長を訪れ、結果を報告した。
　クラシックフィジークは筋肉美を争う種目で、ボディービル競技の一つ。小田川さんは１９９９年に日本社会人ボディービル選手権大会で優勝した経歴の持ち主。ボディービル競技の大会出場は２４年ぶり。大会に向けて１月から本格的なトレーニングを始め、筋肉を落とさず１５キロの減量に成功した。
　９月１７日に全国大会に出場する。「年齢に関係なく進化し続けたい。中高年の人たちが、いくつになってもチャレンジできるようなモデルになりたい」と意気込んだ。當山町長は「子どもたちの活躍だけでなく、大人もいろんな場面で活躍している。町の誇りで大きな刺激だ」と激励した。　（石井恵理菜）
クラシックフィジークの九州大会で優勝した小田川洋司さん＝８月３１日、嘉手納町役場