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高齢者と子どもたちに絆 北谷・栄口区 初の3世代交流納涼祭


高齢者と子どもたちに絆 北谷・栄口区 初の3世代交流納涼祭 「3世代交流納涼祭」でかき氷などを食べて楽しむ子どもたち=8月17日、北谷町の栄口区公民館
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 【北谷】北谷町の栄口区公民館(島袋艶子自治会長)で毎月1回開かれているミニデイサービスで8月17日、初となる「3世代交流納涼祭」が開かれた。地域の高齢者と子どもに深い絆が生まれ、楽しいひと時を過ごした。
 納涼祭は開始前から多くの児童生徒たちが公民館前に集合し、館内でのアニメ映写会を楽しんだ。広場の会場では焼きそば、かき氷、麦茶などが来場者に振る舞われ大繁盛。たこ焼き作りや綿菓子作りなどのコーナーも行列ができた。
 館内ではお菓子釣り、輪投げ、スイカ割り、盆踊りなど盛りだくさんの種目を子どもや高齢者が一緒に楽しんだ。
 参加した仲里奏憂さん(北谷第二小4年)は「とっても楽しい。かき氷もおいしかった」と笑顔で話した。宮里廣さん(69)は「行事が多いのが栄口区の特徴。祭りが増えた感じ」と喜んだ。
 島袋自治会長は「初の試みに多くの人が来てくれてうれしい。子どもたちの喜ぶ顔が一番だね」とにっこり。会場からは「納涼祭を継続してほしい」との要望も出た。入場者は約150人で初の納涼祭は大盛況だった。 (山川宗司通信員)
「3世代交流納涼祭」でかき氷などを食べて楽しむ子どもたち=8月17日、北谷町の栄口区公民館