【沖縄】沖縄市の東部地域で子どもたちの見守り、健全育成活動に取り組んでいるかがやけ会(仲吉信勝会長)は8月20日、米の脱穀体験会を開いた。
同会は毎年、田植え体験会を開いており、今回は台風6号の襲来前に軽貨物車2台分の米を収穫した。脱穀場所は仲吉会長が経営するオートガレージに設営した。
参加者は親子やボランティアら約30人。親が同地域の出身で北谷町に移住した浜川小4年、親里りいなさんはいとこ2人と参加した。脱穀機を見るのも初めてといい、3人は同時に仲吉会長の手ほどきを受けながら稲を一束ずつ持って体験した。弾けるもみを見ながら「手にブルブルと振動が伝わった。夏休みの楽しい思い出になった」と興奮の口調だ。
同会では精米後、カレーパーティーを予定している。「田植えから収穫、脱穀と、ごはんが農家の苦労に支えられていることを知ってもらえる機会になっている」と話していた。
(岸本健通信員)
仲吉信勝会長(右)の指導を受け脱穀を体験する親里りいなさん(左)といとこの2人=8月20日、沖縄市桃原の仲吉オートサービス
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ブルブル 米脱穀に興奮 沖縄市・かがやけ会 農家の苦労知る
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琉球新報朝刊
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