有料

手芸部、熱込め作品作り 中城村老人ク連合会 1月の展示会向け


手芸部、熱込め作品作り 中城村老人ク連合会 1月の展示会向け 思い思いのモチーフを編んで組み合わせる「ひざかけ」に挑戦中の中城村老人クラブ手芸部員=8月17日、中城村の吉の浦会館中会議室
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【中城】中城村老人クラブ連合会(金城久夫会長)の手芸部は来年1月に文化作品展の開催を予定し、作品作りに力を入れている。8月17日には吉の浦会館中会議室に会員が集い、家で取り組んだ宿題を持ち寄り、指導者のもとで作品作りに熱を込めた。
 比嘉ナへ子部長、新垣エミ子さん、金城真弓さんの3人が手芸店に出向いて技能を教わり、会員へ指導する。毎月第3木曜日の午前10時から午後4時までの活動で、年に3作品ほど完成させる。4月はビーズのお守りを作り、現在は毛糸を使った「ひざかけ」を手がけ、来年の1月には干支(えと)の押絵を完成させる予定。
 制服洋裁店を営む新垣さんは「ひ孫のために2枚目を編んでいる」と話し、金城さんは「和気あいあいの雰囲気がいい」と魅力を語った。比嘉部長はおかずを持ち寄り「みんなで囲んで食べるお昼時間が楽しい」と、にっこり。屋宜ゴーゴークラブに4月加入した玉那覇恵子さんは「老人クラブはいちなしむんだよ」と、気力、体力あふれる会員の活動に加わりうれしい悲鳴をあげていた。 (儀間由紀美通信員)
思い思いのモチーフを編んで組み合わせる「ひざかけ」に挑戦中の中城村老人クラブ手芸部員=8月17日、中城村の吉の浦会館中会議室