【読谷】読谷村商工会(仲宗根朝治会長)は7日、読谷村残波岬の泰期像前で、10年前に埋めた泡盛「残波」のタイムカプセルの開扉式を行った。商工会設立50周年記念事業の一環。会員ら約80人が集まった。10年前の泡盛と再会すると笑顔があふれ、「最高だ」「みんなで酒を空けると一段とおいしい」などと酒を酌み交わした。10年後に開ける新たな泡盛も納めた。
村商工会はこれまでもタイムカプセルとして泰期像の台座の下に泡盛を埋蔵し、10年ごとに入れ替えてきた。商工会設立20周年時から続けており、今回で3度目の開扉となる。仲宗根会長は「50年という節目を迎えることができて感謝する。この行事を100年先まで継承していけるように頑張りたい」とあいさつした。
泡盛のラベルには「10年後に再会できますように」となどと当時の思いが記されていた。会員らはこの10年間を回顧し、これからの村経済の発展を誓った。商工会の佐久川政源青年部長は「10年後に向けて、読谷のために後輩たちを育てていきたい」と語った。 (古川峻)
10年前に埋めた泡盛のタイムカプセルを開けた読谷村商工会のメンバーら=7日、読谷村の残波岬泰期像前
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タイムカプセル泡盛「最高」 読谷村商工会 10年ぶり3度目開扉式
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琉球新報朝刊
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