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県大会に代表5人選抜/しまくとぅば、中部地区大会


県大会に代表5人選抜/しまくとぅば、中部地区大会 中央大会出場を決めた代表ら=9月24日、うるま市(提供)
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 【うるま】しまくとぅば普及県民運動の一環として「語やびら中部地区大会」(県文化協会主催、市町村文化協会共催)が9月24日、うるま市生涯学習・文化振興センターゆらてくで開催された。
 大会には市町村大会代表の最高齢80歳から小学校2年まで個人9人、ペア4組の計17人が出場した。会場は関係者や出場者の応援家族で満席となった。
 出場者は平和、夢、祖母、空手のことなど多彩な演題を、豊かな表情、身ぶり手ぶりのパフォーマンスを交えながら発表した。特に児童生徒の流ちょうな熱弁に大きな拍手が送られ、審査の結果、来年2月の県大会代表5人が選抜された。
 審査委員長を務めた沖縄市文化協会琉歌部の嘉陽宗吉部長は講評で「私は92歳。しまくとぅばで生活しているが、出場者は私以上に流ちょうだった」と絶賛、激励した。中央大会の代表には優秀賞、他の出場者には奨励賞が贈られた。
 代表は次の通り。(敬称略)
 石原蒼唯(沖縄市立安慶田中1年)、長浜舞華(読谷村立古堅小4年)、照屋泰佳(沖縄市立宮里小6年)、真栄城瑚花・辺士名綾虹(浦添市立仲西小5年、4年)、大湾由美子(読谷村文化協会)
 (岸本健通信員)

中央大会出場を決めた代表ら=9月24日、うるま市(提供)