【うるま】うるま市具志川に住む照屋守敬(しゅけい)さん(74)は4日、うるま市の照間ビーチ付近の砂浜で「釜石魚市場」と書かれたケースを発見した。
照屋さんは2011年の東日本大震災の頃に流された物なのではと推測する。
漂着したケースは一部割れているが、形も文字もはっきりと残っている。照屋さんは畑の排水施設の確認のため、よくビーチを歩いているが、東北地方から流れ着いた物を見たのは初めてだったという。
「釜石の文字が見えた時は驚いた。東日本大震災のことを忘れないためにも、しばらく保存しておくつもりだ」と述べた。
(福田修平)