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子ども会の交流、歌で支援 読谷長浜 民謡歌手照屋さんがショー


子ども会の交流、歌で支援 読谷長浜 民謡歌手照屋さんがショー 鳥取県で披露するエイサーの練習の成果を力強く演舞する派遣児童=15日、読谷村長浜公民館(提供)
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 【読谷】読谷村長浜子ども会と鳥取県日吉津村(ひえづそん)の日吉津小学校との交流支援チャリティー「照屋政雄ショー」が15日、長浜公民館ホールで開かれた。長浜子ども会と日吉津小との相互交流は2016年から毎年続けている。
 今回は日吉津小の創立150周年記念祭の特別招待を受けた長浜子ども育成会(小橋川杏子会長)が、派遣費用造成のチャリティーショーを企画。読谷村出身の民謡歌手の照屋さん(85)と小橋川さんとの縁から実現した。
 ショーではセンスルー節、歌謡の漫談、自身のヒット曲「チョンチョンキジムナー」など十数曲を内弟子の照みかんさんのアフリカの民族楽器ジャンベの伴奏で熱演した。
 鳥取県へは子ども会10人、引率の小橋川会長ら計16人を派遣する。11月3日に出発し、翌日の記念祭でエイサーなどを演舞する。Kiroroの玉城千春さんも招待されているという。
 小橋川会長は「チャリティーへの住民の協力に感謝。子どもたちの貴重な体験を通して読谷村をアピールしていきたい」とショーの成功を喜んでいた。
 (岸本健通信員)
鳥取県で披露するエイサーの練習の成果を力強く演舞する派遣児童=15日、読谷村長浜公民館(提供)