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読谷村民基金 5団体助成 自主的活動に計307万円


読谷村民基金 5団体助成 自主的活動に計307万円 石嶺伝実村長(左から4人目)から村民基金の助成を受けた村内団体の代表者ら=10月16日、読谷村役場
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 【読谷】読谷村民の自主的な活動に対して助成する「2023年度ノーベル平和賞を夢みる村民基金」の助成金交付決定通知式が10月16日、村役場で開かれた。村は5団体に計307万7千円を助成した。
 助成を受けたのは、(1)村民生委員児童委員協議会連合会の「ゆんたんざカルタ」製作(2)瀬名波伝統芸能保存会の旗頭の修繕(3)琉球笛研究所の琉球笛継承活動(4)スマイルの村ファミリーサポートセンター10周年記念事業の開催(5)村商工会の地域経済活性化に向けたワークショップ開催―の5団体の活動。
 瀬名波伝統芸能保存会の山内秀正会長は「旗頭は製作されてから74年がたっている。立派な旗頭を作って地域の伝統をつないでいきたい」と話した。
 石嶺伝実村長は「皆さんの活動が充実することを期待している」と激励した。
 (石井恵理菜)