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「赤犬子」舞台へ厳かに 読谷まつり、大演奏会も


「赤犬子」舞台へ厳かに 読谷まつり、大演奏会も 読谷まつりで舞台に入場する楚辺自治会が演じる赤犬子ら=10月28日、読谷村運動広場
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 【読谷】第49回読谷まつり(同実行委員会主催)が10月28、29の両日、読谷村運動広場で行われた。村内外から多くの家族連れやカップルが訪れ、イベントや屋台を楽しんだ。
 28日は日没後に、琉球三味線歌曲の祖と言い伝えられる読谷出身の「赤犬子」の入場と、赤犬子琉球古典音楽大演奏会があり、会場は厳かな雰囲気に包まれた。赤犬子などは楚辺自治会のメンバーが演じた。
 家族で訪れた仲真千春さん(32)=金武町=は「読谷まつりの伝統的な幕開けを見ることができて、コロナから日常に戻ったような気持ちだ。舞台をたくさん見て楽しめた」と笑顔で話した。 (石井恵理菜)