【沖縄】沖縄市教育委員会市青少年センター(浜比嘉誠人所長)主催の「昔ばなしと文化財めぐり」が3日開かれ、親子14人が参加した。貴重な文化財を実際に見て、時代背景や偉人たちにまつわる昔ばなしも学ぶことで、市内の歴史や文化に興味を持ってもらうことを目的とした。
今回は石造のカフンジャー橋、知花グスク、同グスク内にある鬼大城(うにうふぐしく)の墓、美さと児童園の隣接地にある奉安殿と忠魂碑、室川貝塚の6カ所を巡った。ガイドは市立郷土博物館の比嘉二基学芸員。クイズ形式のしおりを配布し、ガイドの説明で気になったことや印象を書き込んでもらうなど、子どもたちの関心を深める工夫を凝らした。
沖縄戦にまつわる奉安殿と忠魂碑の歴史に、参加者は聞き入っていた。母、妹と一緒に参加した中の町小5年の比嘉陽奈子さんは「忠魂碑が心に残った。平和と人を大切にすることが幸せにつながることを学んだ」と振り返った。 (岸本健通信員)
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沖縄市の歴史 聞いて触れて 文化財巡りに親子14人
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琉球新報朝刊
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