【読谷】11月1日の灯台記念日に伴い、読谷村の残波岬灯台で3日、第11管区海上保安本部による職場体験が行われた。海上保安官を目指す専門学校生ら11人が参加した。灯台上部に上がり、普段は立ち入りが許されない区域に入るなど、貴重な体験に目を輝かせていた。
残波岬灯台は約31メートルで県内一の高さを誇る。学生らは海上保安官の業務や灯台の役割などの説明を受けた後、灯台内部で灯器のメンテナンス作業や、1階機器室での点検作業を体験した。
現場職員の熱のこもった説明に学生らは「灯器のメンテナンスを海保職員が担っているのを初めて知った」「こんなに大きな機械が内部にあるのに驚いた」などと興味津々の様子だった。
11管本部交通企画課の安藤洋課長は「県外からの参加者もおり、海上保安官の仕事や灯台に親しみを持ってもらえる良い機会になった。今後も幅広い機会を通して交流を図り、海上保安業務への理解促進を図りたい」と話した。 (高辻浩之)
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灯台の中身にびっくり/残波岬、11管が職場体験
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琉球新報朝刊
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